抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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参加型デザインは利用者がデザイン活動に参加することをさし,利用者がだれかというのは,それがエンドユーザであったり,それほど簡単な問題ではない。このデザインの対象は,情報システム,製品などのアーティファクトが中心となるが,サービス,企業戦略,政策などアーティファクトが対象とならない設計物も同様の枠組みで議論できるところが多い。本稿では,2つの視点から参加型デザインを考察した。1つは,参加型デザインが現在のシステム開発などの現場でどのような課題を抱えているか,2つ目は,環境の変化に伴い,参加型デザインを広くとらえ,その事業における意義を考察する。とくに利用者が直接参加することはないが,利用者を考えた技術開発,とくに企業の研究開発に視点を置いた。