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J-GLOBAL ID:201202222814191699   整理番号:12A0937058

キラルアリル性リン酸エステルとアルキルボランとの間の銅-触媒によるγ-選択的アリル-アルキルカップリングにおける可逆的1,3-anti/syn-立体化学的経路

Reversible 1,3-anti/syn-Stereochemical Courses in Copper-Catalyzed γ-Selective Allyl-Alkyl Coupling between Chiral Allylic Phosphates and Alkylboranes
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巻: 134  号: 21  ページ: 8982-8987  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エナンチオ富化キラルアリル性リン酸エステルとアルキル-9-BBNとの間のγ-選択的アリル-アルキルカップリングにおいて,反応条件(溶媒,アルコキシド塩基)の選択により1,3-anti/syn-立体選択性が可逆的に制御できることを示した。シリル化(S)-(Z)-アリルアルコール誘導体のリン酸エステルとフェネチル-9-BBNとの銅触媒カップリングはγ-選択的に進行し,塩基/溶媒系をt-BuOK/THFを用いた場合は(S)体が,またMeOK/トルエン系を用いた場合は(R)体が選択的に得られ,anti/syn-立体化学的経路が可逆的に制御できることを見出した。有機銅中間体の付加-脱離過程におけるアルコキシボランの立体障害が関与していると推定した。
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分類 (1件):
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有機ほう素化合物 
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