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J-GLOBAL ID：201202222940989396   整理番号：12A1162142

真空中でのローダミン染料の蛍光寿命

Fluorescence lifetimes of rhodamine dyes in vacuo

著者 (4件)： NAGY Andrea M. (Dep. of Chemistry, Univ. of Toronto, Toronto, Ontario M5S 3H6, CAN) ,  TALBOT Francis O. (Dep. of Chemistry, Univ. of Toronto, Toronto, Ontario M5S 3H6, CAN) ,  CZAR Martin F. (Dep. of Chemistry, Univ. of Toronto, Toronto, Ontario M5S 3H6, CAN) ,  JOCKUSCH Rebecca A. (Dep. of Chemistry, Univ. of Toronto, Toronto, Ontario M5S 3H6, CAN)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 244  ページ： 47-53  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エレクトロスプレイイオン化を用いて発生するいくつかの質量で選択された気相ローダミンカチオンのレーザ誘起蛍光寿命について報告する。四重イオントラップ質量分光計と調整可能なレーザ励起ゲンとからなる最近開発された機器をそれぞれイオンの貯蔵と照射のために用いた。時間分解蛍光測定を光の効率的検出のために単一光子アバランシェダイオード(SPAD)を備えた時間相関単一光子計数(TCSPC)を用いて行った。光分解データは単一指数関数的減衰を用いて十分イッチする。測定された寿命は気相カチオン性ローダミン575(ローダミン19としても知られる)について5.65±0.04ns,ローダミン590について5.83±0.06ns,ローダミン6Gについて5.87±0.05nsおよびローダミン640(ローダミン101としても知られる)について6.92±0.06nsである。これらの値は気相カチオン性ローダミン575,590および6Gの寿命の最初の報告であるが,一方,640の報告された寿命はこれまでの報告値より一桁小さく不確実である。これらのローダミンの報告された気相蛍光寿命は溶液でのそれらの測定された寿命よりも全て長い。それらの気相での分子の蛍光寿命を長くする光物理学過程をそれらの溶液挙動との比較を議論する。本研究で提供されたローダミンの固有寿命の知見は気相イオンの構造プローブとしてローダミンの蛍光共鳴エネルギー移動の発展の助けになる。溶媒との相互作用が如何にして蛍光染料の性質に影響するかをよりよく理解ための基礎をも形成する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *真空 ,  *ローダミン染料 ,  *蛍光寿命 ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  気相反応 ,  蛍光分光法 ,  イオントラップ質量分析 ,  時間分解分光法 ,  蛍光測定 ,  気相 ,  *溶液 ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  第二アミン
準シソーラス用語： レーザ誘起蛍光 ,  四重極イオントラップ質量分析

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  染料  (YJ05000I)

物質索引 (4件)： ローダミン19 ,  ローダミン590 ,  ローダミン640 ,  ローダミン6G

タイトルに関連する用語 (3件)： 真空 ,  ローダミン染料 ,  蛍光寿命