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J-GLOBAL ID：201202223008331746   整理番号：12A0702346

震災復興と森林 自然再生と持続可能性の視点から「大災害」を考える

著者 (1件)： 鷲谷いづみ (東大 大学院)
資料名： 森林環境
巻： 2012  ページ： 74-83  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： L4341B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然の撹乱そのものは,いかに大規模なものであっても「災害」ではない,植生に注目すれば種の交代劇が惹起される。しかし,そこが人間活動の場となっていれば災害が起こる可能性がある。自然再生と持続可能性の視点から「大災害」を考えてみた。植生・生態系の回復,人間活動の負の遺産の影響,災害をもたらさない土地利用へ,放射能汚染がもたらす影響と回復の可能性,巨大な罠となった汚染地域,原子力災害の多元的影響と生態系サービス,生態系サービスの損失とその帰結,資源供給サービスと伝統的な暮らしの崩壊,自然の恵みが支えた伝統文化の崩壊,持続可能性と真っ向から矛盾する技術などを解説する。

シソーラス用語： 震災 ,  災害 ,  *天然更新 ,  サービス ,  放射能汚染 ,  原子炉事故 ,  *自然保護 ,  原子力災害
準シソーラス用語： 東日本大震災 ,  *自然再生 ,  生態系サービス

分類 (1件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

引用文献 (7件)：

• M φ ller A. P. & T. A. Mousseau(2006) TREE, 21(4), 200
• M φ Iler A. P.et al.(2011) PLoS ONE, 6(2), e16862, 1
• The Chernobyl Forum (2006) Chernobyl's Legacy: Health, Environmental and Scocio-economic Impacts and Recommendations to the Governments of Belarus, the Russian Federation and Ukraine 2nd ed. IAEA
• 鷲谷いつみ(2011)自然の回復と再生の視点から.学術の動向12月号,日本学術会議
• 鷲谷いつみ(20U)原子力災害が野生生物と生態系にもたらす影響と人々.岩波科学,81,1164-1172

タイトルに関連する用語 (5件)： 森林 ,  自然再生 ,  持続可能性 ,  視点 ,  大災害