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J-GLOBAL ID:201202223054152023   整理番号:12A0776741

メルカプトアルカン酸多層膜における酸化還元で誘起されるコンフォメーション変化

Redox-Induced Conformational Change in Mercaptoalkanoic Acid Multilayer Films
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号: 16  ページ: 6632-6637  発行年: 2012年04月24日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カルボキシル基およびチオール基と二価銅イオンとの相互作用をとおして配位した多重メルカプトアルカン酸単分子層から形成される多層分子膜の組織化,構造および安定性について論じた。二重偏光干渉測定を用いて多層膜の組織化を実時間で調べた結果,膜中の層の数と全体の膜の平均厚みとの間に明確な線形関係があることを認めた。しかし,予期せぬことにCu2+イオンとの会合でCuカルボキシラート表面を形成することにより,下部の層は再構成を起こすことを見出した。特に,下部の単分子層の厚みはかなり減少し,膜密度の増加を伴うことがわかった。単分子層のコンフォメーションはその後で付着層の化学吸着に際するCuイオンのCu+への還元に伴い最初に観察されたコンフォメーションに回復する。金表面に組織化された二分子膜の分子動力学シミュレーションにおいても同様な再構成が観察された。すなわち観察された構造再構成は,銅カルボキシラート表面において+2酸化状態で存在する銅イオンと,付着層の化学吸着によって生ずる+1酸化状態で存在する銅イオンとの間の電荷-電荷相互作用によることが示唆される。
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分類 (2件):
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脂肪族チオール  ,  有機化合物の薄膜 
タイトルに関連する用語 (5件):
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