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J-GLOBAL ID：201202223062468730   整理番号：12A1757189

微粉炭火力の木質バイオマス高比率混焼技術の開発

Development of Woody Biomass High Ratio Co-Firing Technology for Pulverized Coal Boiler Plants

著者 (5件)： 田村雅人 (IHI エネルギーセクターエンジニアリングセ) ,  大野恵美 (IHI エネルギーセクターエンジニアリングセ) ,  糸数龍之介 (IHI エネルギーセクターエンジニアリングセ) ,  福島仁 (IHI エネルギーセクターエンジニアリングセ) ,  河西英一 (IHI エネルギーセクターエンジニアリングセ)
資料名： IHI技報  (Journal of IHI Technologies)
巻： 52  号： 4  ページ： 23-29  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： F0090A  ISSN： 1882-3041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木質バイオマスを粉砕して高比率で微粉炭と炉内混焼するための新開発の木質バイオマスミルと専焼バーナの試験結果について報告する。石炭用のミルをそのまま木質バイオマス粉砕に適用した場合は,粉砕容量が石炭の場合の1/10まで減少するが,ミル胴内流速の増大とエアポートの改造によって,石炭を超える粉砕容量を得ることができた。その結果,1.5~3.0%/minの変化率での安定した負荷変化も実現した。このミル改造内容は,容易に元の石炭用ミルに戻すことが可能なものであり,新設に加え,既設設備の改造にも対応可能である。一方,バーナは,木質バイオマスと石炭をそれぞれ専焼させるバーナとして,安定燃焼を得たので,報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *燃焼 ,  *バイオマス ,  *木質材料 ,  微粉炭 ,  混合 ,  二酸化炭素 ,  減少 ,  燃焼炉 ,  ミル ,  粉砕 ,  バーナー ,  *木質バイオマス
準シソーラス用語： 混合燃焼 ,  二酸化炭素低減

分類 (2件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  ボイラ  (PB01020V)

引用文献 (11件)：

• (1)吉田敏明:発電用ボイラ発達の歴史(4) 火力原子力発電 第61巻 第4号 2010年4月 pp.323 - 330
• (2)高野伸一,青木 裕,久布白圭司,冨山信勝,中川博勝:700°C級先進超々臨界圧(A-USC)ボイラ技術の開発 IHI技報 第49巻 第4号 2009年2月 pp.185-191
• (3)日本のクリーン・コール・テクノロジー 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構,一般財団法人 石炭エネルギーセンター 2006年3月
• (4)山田敏彦:発電プラントのゼロエミッション化に向けて石炭火力における酸素燃焼技術を用いたCO₂回収システム IHI技報 第52巻 第1号 2012年3月 pp.24-27
• (5)Callide Oxyfuel Project(オンライン)入手先 <www.callideoxyfuel.com>(参照2012-09-25)

タイトルに関連する用語 (6件)： 微粉炭 ,  火力 ,  木質バイオマス ,  比率 ,  混焼 ,  開発