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J-GLOBAL ID：201202223064993832   整理番号：12A1555596

哺乳類のコーディングエキソンのDNAメチル化と進化速度の位置依存的相関関係

Position-dependent correlations between DNA methylation and the evolutionary rates of mammalian coding exons

著者 (5件)： CHUANG Trees-Juen (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  CHEN Feng-Chi (National Health Res. Inst., Miaoli County, TWN) ,  CHEN Feng-Chi (National Chiao Tung Univ., Hsinchu, TWN) ,  CHEN Feng-Chi (China Medical Univ., Taichung, TWN) ,  CHEN Yen-Zho (Academia Sinica, Taipei, TWN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 39  ページ： 15841-15846  発行年： 2012年09月25日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト細胞系から構築した配列依存的コーディングエキソンのDNAメチル化データからその進化速度の関係をサル及びマウスとの相同性をもとに解析した。コーディングエキソン領域を第1,内部と最終エキソンの3グループに分類し,メチル化レベルとCpG欠失程度の相関,同遺伝子内のエキソン発現レベルとの関連,同義及び非同義置換速度を決定し,エキソン進化速度はDNAメチル化レベルの局所的差異と有意に相関することを明らかにした。この相関関係はDNAメチル化の変異速度増大とエキソン発現制御での役割に起因した。これら2つの要因は異なる遺伝子位置のエキソン進化速度と特異的に相関し,第1エキソンは変異速度を増大する傾向にあるが,内部/最終エキソンはDNAメチル化調節作用に影響され易いことを示唆した。一般的エピジェネティック修飾であるDNAメチル化が複雑なパターンによりエキソン進化に関連することを指摘した。

シソーラス用語： ヒト ,  一塩基多型 ,  ヌクレオチド配列 ,  *エキソン ,  メチル化 ,  *DNAメチルトランスフェラーゼ ,  基質特異性 ,  塩基対置換 ,  *分子進化 ,  遺伝的調節
準シソーラス用語： DNAメチル化 ,  一塩基置換 ,  エピジェネティック制御

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 哺乳類 ,  コーディング ,  エキソン ,  DNAメチル化 ,  進化速度 ,  相関関係