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J-GLOBAL ID：201202223089462513   整理番号：12A0953173

PTENによる蛋白質ホスファターゼ活性の機能性分析

Functional analysis of the protein phosphatase activity of PTEN

著者 (5件)： ZHANG Xiaoqun Catherine (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  PICCINI Antonella (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  MYERS Michael P. (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  VAN AELST Linda (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA) ,  TONKS Nicholas K. (Cold Spring Harbor Lab., NY, USA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 444  号： 3  ページ： 457-464  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PTENは生体外で蛋白質と脂質へのホスファターゼ活性を示し,生体内でその脂質ホスファターゼ活性は腫瘍抑制因子として重要である。しかし,蛋白質ホスファターゼの重要性は不明確なままである。そこで,本研究では,二光子レーザスキャン顕微鏡検査と緑色蛍光蛋白質タグ作成物の遺伝子銃遺伝子供給を用いて,生体組織内のPTEN機能の分析を行った。この生物分析を用いて,野生型PTENの過発現が神経細胞内の樹状突起棘の密度を減少させることを示した。更に,この効果に必要なのは,PTENの脂質ホスファターゼ活性ではなく,蛋白質ホスファターゼ活性であることがわかった。神経細胞の棘密度を減少させるPTENの能力はC末端セグメント内のセリンとスレオニン残基のリン酸化反応状態に依存することがわかった。本稿では,この重要な腫瘍抑制因子の機能の新しい見解を明らかにした。

シソーラス用語： リン酸モノエステラーゼ ,  癌抑制タンパク質 ,  *樹状突起 ,  *セリン/トレオニン特異的タンパク質ホスファターゼ ,  生体画像 ,  海馬 ,  神経生理 ,  ラット ,  部位特異的変異誘発 ,  アミノ酸配列 ,  神経可塑性
準シソーラス用語： *PTEN ,  シナプス可塑性 ,  *樹状突起棘

分類 (2件)： 酵素生理  (EJ02020P) ,  神経系一般  (EJ12010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： PTEN ,  蛋白質ホスファターゼ ,  活性 ,  機能性 ,  分析