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J-GLOBAL ID:201202223090173762   整理番号:12A1421649

PM2.5質量とその成分の侵襲における変動性に影響する因子

Factors influencing variability in the infiltration of PM2.5 mass and its components
著者 (8件):
資料名:
巻: 61  ページ: 518-532  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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家への粒子の侵襲は,季節性とコミュニティにおける家の間とコミュニティ間で変化しうる。しかし,2~3の研究が複数の家での日ごとの変動性を解析している。微細粒子状物質(PM2.5)と黒色炭素(BC)と超微細粒子(UFP)についての日間侵襲係数,そしてPM2.5についての環境個人曝露係数(Fpex)を推定するため,オンタリオ州のウインザーにおいて実施した2年(2005年~2006年)個人曝露研究で収集した連続データを使用した。加えて,室内と個人濃度の日間の環境と非環境発生成分を推定した。日間Finf推定の中央値は季節を通じてPM2.5について0.26~0.36;BCについて0.28~0.59;UFPについて0.15~0.26だった。日間Fpex推定の中央値は季節を通じて0.24~0.31の範囲だった。日間PM2.5とUFP FinfとFpex推定は冬よりも夏に高かったが,BCは逆の傾向を示した。日間侵襲の予測因子は典型的には窓の開放行動と空調と気象変数と築年に関連していた。加えて,電気集塵装置と独立型エアクリーナの使用は有意な侵襲因子低減と相関しており,これらのデバイスが環境起源粒子へのヒト曝露低減の費用効率の高い機構を提供するかもしれないことを示した。室内PM2.5(中央値は57~73%)と室内BC(中央値は90~100%)の大部分は季節を通じて環境起源だったが,個人PM2.5と室内UFPの両者は有意に非環境寄与(中央値は60~65%)だった。非環境粒子濃度を増加させることが見いだされた因子は典型的には,調理とろうそく使用と補助暖房とクリーニングと家屋内のヒトの数だった。非環境粒子濃度を減少させることが見いだされた因子は窓の開放とエアクリーナ使用だった。本研究は疫学的研究とリスク管理の両者にいくつかの意味合いを持つ。FinfとFpexに影響する因子のより良好な理解は,曝露評価を改善し,疫学研究での曝露の誤分類低減に寄与可能である。さらに,非環境と環境曝露の知見の増加により,PM曝露に関連したリスクをより効果的に管理可能である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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粒状物調査測定  ,  空気調和一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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