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J-GLOBAL ID：201202223104436699   整理番号：12A0390212

矩形マイクログルーブのバルク及び薄膜流体領域における熱伝達

Heat Transfer in Bulk and Thin-Film Fluid Regions of Rectangular Microgroove

著者 (4件)： CHENG P. (Univ. Missouri, Missouri) ,  DONG J. (Dalian Maritime Univ., Dalian, CHN) ,  THOMPSON S. M. (Univ. Missouri, Missouri) ,  MA H. B. (Univ. Missouri, Missouri)
資料名： Journal of Thermophysics and Heat Transfer  (Journal of Thermophysics and Heat Transfer)
巻： 26  号： 1  ページ： 108-114  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： T0545A  ISSN： 1533-6808  CODEN： JTHTEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ/ミニチュアヒートパイプに用いる軸方向マイクログルーブにおける薄膜域及びバルク域における熱伝達を予測するための数学モデルを開発した。薄膜域では,分離圧,界面張力及び慣性力を考慮した。メニスカスバルク域については,不規則な界面におけるバルク域の温度分布を予測する解析解を,座標変換及びGalerkin法で求め,これを用いて熱伝達率を決定した。薄膜及びバルク域における熱伝達を組み合わせ,両方の領域での熱伝達にたいする接触角及び壁面過熱の影響を決定するより完全なモデルを導いた。計算結果を,単位長さあたりの熱伝達量,全熱伝達率及び全熱伝達量にたいする薄膜域熱伝達量の比の過熱度及び接触角にたいする変化で示した。解析の結果,ある与えられた接触角及び過熱度について,バルク域の熱伝達は全熱伝達の22%になり得ることが分った。各領域における熱伝達への寄与は,接触角及び過熱度で変化する。全熱伝達にたいする薄膜域熱伝達は,過熱度の0.5Kから5.0Kへの増加で94%から92%に減少し,接触角の0度から60度への増加で94%から78%に減少する。

シソーラス用語： 矩形断面 ,  *溝 ,  チャネル流 ,  主流 ,  膜流 ,  熱伝達 ,  熱特性 ,  数学モデル ,  *接触角 ,  度 ,  メニスカス ,  解析的解法 ,  温度分布 ,  座標変換 ,  Galerkin法 ,  *熱伝達率 ,  ヒートパイプ
準シソーラス用語： *マイクロチャネル流 ,  *過熱度 ,  *蒸発熱伝達 ,  熱伝達特性

分類 (1件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 矩形 ,  グルーブ ,  バルク ,  薄膜 ,  流体 ,  熱伝達