文献

J-GLOBAL ID：201202223110476783   整理番号：12A0229954

スプレー塗装技術 第28回 スプレー塗装の将来 II

著者 (1件)： 戸田紀三夫 (旭サナック)
資料名： 塗装技術  (Coating Technology)
巻： 51  号： 2  ページ： 122-129  発行年： 2012年02月01日 
JST資料番号： S0442A  ISSN： 0372-0365  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,スプレー塗装の将来2として,コンパクト化について紹介した。塗装系には,高級車の一部に採用される4コート塗装や最もポピュラーな3コート塗装の他コンパクト塗装系として3ウエット塗装,変形ウエット塗装,2コート塗装などがある。1C1Bタイプのメタリック塗装やプレコート鋼板上の粉体上塗り塗装(1C1B方式)などは将来考えるべき塗装方式であるが,中塗りをどのように考えるかがポイントとなる。中塗りは技術的見地からみると総合膜厚の確保,外観品質の向上,紫外線による下塗り劣化の防止,上塗り意匠力の向上,耐チッピング性の向上などの重要な役割がある。現場管理面からみると,上塗りへの下地不良の持ち込み防止,内板からのブツ防止,スケ・タレの防止などの役割がある。コスト的な見地からみると総合膜厚,内板色・ドアチャンネル黒・ツートン,スーパーカラー化で重要である。このように中塗りには多くの役割があるので,これを十分考慮したコンパクト化を考える必要がある。

シソーラス用語： *技術 ,  *スプレー塗装 ,  *塗装 ,  下地 ,  *中間領域 ,  多層構造 ,  重合せ ,  自動車 ,  仕上材料 ,  塗料 ,  塗膜 ,  膜厚 ,  改変 ,  紫外線 ,  劣化 ,  防止 ,  意匠 ,  打錠
準シソーラス用語： コンパクト化 ,  *スプレー塗装技術 ,  チッピング【欠け】 ,  意匠権 ,  下塗り ,  自動車塗装 ,  上塗材 ,  *中塗り ,  品質向上 ,  劣化防止

分類 (1件)： 塗装・塗装設備一般  (YJ04010M)

タイトルに関連する用語 (2件)： スプレー塗装技術 ,  スプレー塗装