文献
J-GLOBAL ID:201202223136523089   整理番号:12A0581193

和歌山県の森林土壌における炭素蓄積量-森林吸収源インベントリ情報整備事業の結果から-

著者 (6件):
資料名:
号: 13  ページ: 89-95  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: Y0650B  ISSN: 1345-5028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
森林吸収源インベントリ情報整備事業によって得られたデータを用いて,和歌山県内の森林土壌の炭素蓄積量を推定した。その結果,以下の知見が得られた。1.深さ30cmまでの平均的な森林土壌には,枯死木0.41kg/m2,堆積有機物0.62kg/m2,土壌5.09kg/m2(3プール合計6.24kg/m2)の炭素が蓄積されていた。これらの値のばらつきは,かなり大きかった。2.代表土壌断面(深さ1m)の土壌炭素量は9.51kg/m2であり,深さ30cm土壌の1.86倍に相当した。3.土壌炭素量を規定する環境要因については,A層が厚いほど土壌炭素量は多く,石礫率が高いほど土壌炭素量は少なくなっていた。しかし,土壌炭素量と林齢,標高,斜面傾斜との関係は,林種や土壌層位によって異なっており,これらのばらつきを,本事業の調査結果だけで説明することはできなかった。4.和歌山県の平均的な森林土壌(枯死木・堆積有機物含む)には,一般的にみられる6-7齢級のスギ・ヒノキ林地上部と同程度の炭素が30cmまでに集積していることが分かった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌学一般  ,  環境問題 

前のページに戻る