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J-GLOBAL ID：201202223164896346   整理番号：12A1257904

トウガラシとトマトの成熟および発育段階に由来する転写物と代謝産物プロフィル類の統合的比較的解析はネットワーク制御行動の植物種特異的なパターンを明らかにする

Integrative Comparative Analyses of Transcript and Metabolite Profiles from Pepper and Tomato Ripening and Development Stages Uncovers Species-Specific Patterns of Network Regulatory Behavior

著者 (6件)： OSORIO Sonia (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  ALBA Rob (Cornell Univ., New York) ,  NIKOLOSKI Zoran (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  KOCHEVENKO Andrej (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  FERNIE Alisdair R. (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  GIOVANNONI James J. (Cornell Univ., New York)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 159  号： 4  ページ： 1713-1729  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 果実はその登熟中における呼吸パターンおよびエチレン生合成への依存性に従って,一般に「クライマテリック」と「非クライマテリック」の二つの生理的グループに分類されている。ガスクロマトグラフィー-質量分析と異種的マイクロアレイハイブリダイゼイション解析を組みあわせて,クライマテリックなトマトと非クライマテリックなトウガラシの果実について,発育/登熟期間における解析を行った。多変数およびネットワークに基づく計算機利用の方法によって,総合的データセットの共分散間の差異が明らかになり,さらに両果実は類似したエチレン仲介のシグナル伝達要素を持っているが,その制御は異なり,トウガラシにおいてエチレン感受性の変化あるいはエチレン以外のレギュレーター類の存在の可能性を示し,エチレン生合成に関与する遺伝子類は誘導されなかった。しかしながら,細胞壁代謝遺伝子やカロチノイド生合成遺伝子類のようなエチレン感知の下流の遺伝子類は,トマトと同様にトウガラシにおいても誘導されていた。

シソーラス用語： トウガラシ ,  トマト ,  *植物生理 ,  *果実【器官】 ,  登熟 ,  *植物成長調整剤 ,  生合成 ,  細胞壁 ,  *遺伝子発現 ,  アルケン
準シソーラス用語： *クライマテリック

分類 (2件)： 植物ホルモン  (EH02070M) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (12件)： トウガラシ ,  トマト ,  成熟 ,  発育段階 ,  転写 ,  代謝産物 ,  プロフィル ,  統合 ,  解析 ,  ネットワーク制御 ,  行動 ,  植物