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J-GLOBAL ID：201202223187125525   整理番号：12A0924741

生細胞の三色超解像度イメージング:細胞質膜における超顕微鏡的受容体組織化の解明

Triple-Color Super-Resolution Imaging of Live Cells: Resolving Submicroscopic Receptor Organization in the Plasma Membrane

著者 (8件)： WILMES Stephan (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  STAUFENBIEL Markus (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  LISSE Domenik (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  RICHTER Christian P. (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  BEUTEL Oliver (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU) ,  BUSCH Karin B. (Univ. Osnabrueck, DEU) ,  HESS Samuel T. (Univ. Maine, ME, USA) ,  PIEHLER Jacob (Univ. Osnabrueck, Osnabrueck, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 20  ページ： 4868-4871  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二色蛍光活性化局在化顕微鏡(FPALM)と直接的な確率論的光学再構成顕微鏡(dSTORM)とを組み合わせる目的で,赤色蛍光色素ATTO655を用いて細胞内にある標的蛋白質を迅速かつ効率的に標識した。さらにHaloTagの手段による共有結合標識についても検討した。この手法を緑色蛍光蛋白質およびHaloTagと融合させたLifactを安定的に発現するHeLa細胞を例として,生細胞の蛋白質に適用した。Lifactは特異的にアクチンに結合することから,生細胞におけるアクチン細胞骨格の標識に用いられ,SRイメージングにも利用されている。これらの細胞をHTL-ATTO655とインキュベートしたところ,効率的に細胞骨格が標識されることが分かった。ついてこの標識手法を生細胞におけるアクチン細胞骨格のdSTORMによる生細胞のアクチン細胞骨格のSRイメージングに適用した。今回示した手法は,生細胞の細胞質における融合蛋白質を効率的かつ不可逆的標識を可能ならしめるものであり,従来の非共有結合的標識法に比べてもより利点の大きいことが分かった。

シソーラス用語： 細胞 ,  受容体 ,  *細胞膜 ,  標識 ,  蛍光体 ,  色素 ,  HeLa細胞 ,  融合タンパク質 ,  アクチン ,  細胞骨格 ,  *画像分析 ,  ナノ構造 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  トランスフェクション
準シソーラス用語： HTL-ATTO655 ,  EGFP ,  蛍光色素 ,  生細胞 ,  *生細胞イメージング

分類 (2件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生細胞 ,  超解像度 ,  イメージング ,  細胞質膜 ,  受容体 ,  組織化