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J-GLOBAL ID：201202223237524221   整理番号：12A1663081

渦法の粒子-格子間相互作用におけるexp(x)の高速計算法の提案と性能評価

著者 (2件)： 坂代一弥 (沼津工高専) ,  出川智啓 (沼津工高専)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2012  号： 3  ページ： ROMBUNNO.HPC-135,NO.36  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,非圧縮性流れに対する渦法の一種であるVortex in Cell法を高速化するため,Turkowskiがぼかしフィルタ処理を高速に行う方法として提案した逐次更新計算法をVortex in Cell法の粒子-格子間相互作用に用いることを提案する。渦要素が誘起する渦度を計算格子に配分する際,渦度の分布関数expをすべての格子点に対して計算するのではなく,基準となる点の渦度を計算し,計算された渦度の値に変化率をかけることで隣接点での値を逐次計算する方法である。Vortex In Cell法に逐次更新計算法を適用して誤差解析や計算時間の変化を調査した結果,逐次更新計算法を用いて渦度分布を計算すると,2次的に誤差が混入することや実行時間がおよそ1/5に短縮されることを示し,Vortex In Cell法の粒子-格子間相互作用における逐次更新計算法の有用性を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *境界要素法 ,  *非圧縮性流 ,  *計算流体力学 ,  格子 ,  粒子 ,  渦度 ,  誤差解析 ,  CPU時間 ,  時間 ,  相互作用 ,  評価試験
準シソーラス用語： *渦法 ,  計算時間 ,  実行時間 ,  逐次計算 ,  変化率

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 渦法 ,  格子 ,  相互作用 ,  高速計算 ,  提案 ,  性能評価