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J-GLOBAL ID:201202223243578155   整理番号:12A1337923

肝特異的機能の長期保持に対する異方性ヒドロゲルマイクロ繊維におけるヘテロ型肝マイクロオルガノイドの形成制御

Controlled formation of heterotypic hepatic micro-organoids in anisotropic hydrogel microfibers for long-term preservation of liver-specific functions
著者 (7件):
資料名:
巻: 33  号: 33  ページ: 8304-8315  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,ラット原発性肝細胞およびフィーダー細胞(スイス3T3細胞)から成る3D索状のマイクロオルガノイドを形成するためのヒドロゲル系細胞培養プラットフォームを開発した。肝細胞/3T3細胞を含有しているアルギン酸ナトリウム溶液を連続的に微小流体チャネルに導入し,中心で肝細胞は密に3T3細胞に挟まれた細胞を組み込んでいる異方性のアルギン酸バリウムヒドロゲルマイクロ繊維を産生した。高酸素圧下でヒドロゲル繊維系の培養は,最大1mmまでの長さと50μmまでの直径を有するヘテロ型マイクロオルガノイドの形成を可能とし,30日間にわたって高い肝細胞生存率(~80%)を維持しながら,肝臓で見られる肝索状組織構造臓を模倣した。最大90日までの長期観測では,ヘテロ型およびホモ型細胞間相互作用のため,従来の単層培養およびヒドロゲル繊維の単一培養と比較して,アルブミン分泌および尿素合成の他,肝細胞特異的遺伝子の発現を含む肝機能の有意な増強が明らかになった。カプセル化した肝臓構築物は,アルギン酸リアーゼを用いてヒドロゲルマトリックスを酵素的に消化することにより,足場のないマイクロオルガノイドとして回収された。正確に配列した多様な細胞型を有するヘテロ型マイクロオルガノイドを作成するための本技術は,新たな肝組織工学するアプローチの開発に対して有用であり,体外生体人工肝臓(BAL)装置の製造および医薬品開発および試験に対する評価ツールに適応できる可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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消化器の基礎医学  ,  生体代行装置  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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