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J-GLOBAL ID:201202223272361653   整理番号:12A0858253

Ge(100)へのO2の吸着:原子の配置とサイト選択的な電子構造

Adsorption of O2 on Ge(100): Atomic Geometry and Site-Specific Electronic Structure
著者 (8件):
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巻: 116  号: 18  ページ: 9925-9929  発行年: 2012年05月10日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ge(100)-(2×1)表面への酸素の吸着とその際の表面状態密度の変化について,反射高エネルギー電子線回折(RHEED)と走査トンネル顕微鏡(STM)を使用して研究した。室温での酸素との接触の際には,Ge表面下層のbackbondへの酸素の挿入は起こりにくいことを見出した。酸素原子は主としてGe2量体サイトに吸着することによって2量体結合を切断し,その結果(1×1)面の再構築が誘起される。この酸化挙動は2量体結合が保持される酸化の初期段階とは対照的である。さらに,酸化過程の途中でGe吸着原子が生成する。このGe吸着原子と吸着サイトが,Fermi準位の位置,Fermi準位の周囲の局所的状態密度(LDOS)などの点で著しく異なることを実証した。特に,酸素の吸着の際に表面のバンドギャップが増加し,この現象が清浄な(2×1)面のGeダングリング結合状態の不活性化と関係があると推定した。この過程で高密度のGe吸着原子が形成されるために,表面は高度の化学的および電子的不均一性を示し,表面粗さが増加する。これらの知見は,Ge表面の不動態化のための酸化物超薄膜の形成のために有用である。
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分類 (1件):
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吸着の電子論 

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