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J-GLOBAL ID:201202223278359413   整理番号:12A0857843

衝突誘起解離Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析による重質石油系中の構造的ビルディングブロックの定量

Determination of Structural Building Blocks in Heavy Petroleum Systems by Collision-Induced Dissociation Fourier Transform Ion Cyclotron Resonance Mass Spectrometry
著者 (12件):
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巻: 84  号: 10  ページ: 4544-4551  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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芳香族ビルディングブロックとその分布を決定するための衝突誘起解離Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析技法を提案し,重質石油系中の多核構造を分解するために衝突誘起解離を効果的に利用できることを確認した。538°C(1000°F)以下の沸点を有する石油留分の組成及び化学構造を決定するための分析技法として高分解能GC PIONAまたはGC-MS PIONA及びGCフィールドイオン化質量分析が確立されているが,本研究では重質石油系中の構造的ビルディングブロックを決定する目的で衝突誘起解離Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析技法を開発し,衝突誘起解離反応でのフラグメンテーションパターン及び応答係数を調べるため,単核及び多核のモデル化合物を合成した。脱アルキル化は衝突誘起解離での最も一般的な反応経路であった。また単核分子は分子の不飽和数を変えることなく分子量を低減させ,一方,ひとつ以上の芳香核を含む分子は単核分子へ分解し,分子量低減とZ数変化を示した。衝突誘起解離においてナフテンの開環反応が観察され,オレフィン構造が形成された。また衝突誘起解離技法によって減圧残油のような重質石油系もまた特性化することができた。かくしてここに開発した衝突誘起解離Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法によって重質石油留分の構造ビルディングブロックを決定することが可能になった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石油と石油製品の性質,分析,試験  ,  質量分析 

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