文献
J-GLOBAL ID:201202223322742190   整理番号:12A1602990

Aspergillus niger(黒色麹菌)MYA135からのリパーゼ活性のバイオ触媒を用いた水相及び有機相での特殊酵素触媒加水分解及び合成

Specific Enzyme-Catalyzed Hydrolysis and Synthesis in Aqueous and Organic Medium Using Biocatalysts with Lipase Activity from Aspergillus niger MYA 135
著者 (4件):
資料名:
巻: 142  号: 11  ページ: 1361-1368  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: T0669A  ISSN: 1011-372X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この報告書で,構成菌糸体結合リパーゼ,起因性菌糸体結合リパーゼ及びA.nigerMYA135の凍結乾燥起因性上澄液の3種のバイオ触媒の加水分解活性を水相及び有機相で評価した。同じ加水分解反応に対して水相及びn-ヘキサン中での反応性の直接的関連は見られなかった。n-ヘキサン/水活性比(R<sub>O/A</sub>)は有機相での活性を特性化するのに用いられることが分かった。この3種のバイオ触媒は長鎖脂肪酸エステルの加水分解に対して1より大きなR<sub>O/A</sub>値を示し,水相より有機溶媒中での加水分解活性が高いことが分かった。中位鎖脂肪酸エステルの加水分解は異なる挙動を示し,水相で高い値を示すことが分かった(R<sub>O/A</sub><1)。3種のバイオ触媒を用いて異なるアルコールといろんなp-ニトロフェニル誘導体とのエステル交換をヘキサン中で行った。メタノリシス及びエタノーリシスで,構成菌糸体結合リパーゼはC<sub>16</sub>置換体(パルミチン酸p-ニトロフェニル)を生成し易いことが分かった。起因性菌糸体結合リパーゼは水溶性アルコール及び中位鎖脂肪酸エステル(カプリン酸p-ニトロフェニル及びラウリル酸p-ニトロフェニル)の存在下で高いエステル交換活性を示し,最も高いエステル交換活性(91.4±1.7mU/gdw)はプロパノール及びラウリル酸p-ニトロフェニルを含む混合反応系で見られることが分かった。最後に,カプリン酸p-ニトロフェニル(C<sub>10</sub>)及びラウリル酸p-ニトロフェニル(C<sub>12</sub>)の両方が凍結乾燥起因性上澄液によって選択的にメタノール化され,エステル交換条件下でこのリパーゼが最も高いバイオ触媒活性を示すことが分かった。有機相でのエステル交換または加水分解への各リパーゼ触媒の選択性分析も同様に行った。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素の応用関連  ,  加溶媒分解  ,  反応操作(単位反応) 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る