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J-GLOBAL ID：201202223323932014   整理番号：12A0723053

カッシーニ-ホイヘンス・データに基づくタイタン大気における鉛直音速,及び,吸収プロファイルに関するモデル

A model for the vertical sound speed and absorption profiles in Titan’s atmosphere based on Cassini-Huygens data

著者 (2件)： PETCULESCU Andi (Dep. of Physics, Univ. of Louisiana at Lafayette, P.O. Box 44210, Lafayette, Louisiana 70504) ,  ACHI Peter (Dep. of Physics, Univ. of Louisiana at Lafayette, P.O. Box 44210, Lafayette, Louisiana 70504)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 131  号： 5  ページ： 3671-3679  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2005年におけるホイエンスの降下中のタイタン大気の熱力学量の測定データを用いて,音速の鉛直分布,及び,固有の減衰(または,吸収)を予測した。この予測計算を,非理想的な状態方程式に対応するよう改良した本調査の過去のモデルを用いて実施した。鉛直温度分布は,地表約40kmの対流圏にある。このモデルでは,ホイエンス搭載ガスクロマトグラフ/質量分光計(GCMS)で測定したメタン含有率により定量化されるタイタン大気について想定される窒素-メタン二元組成であるものと仮定した。音響波数をより精確に制約するため,高度を伴う熱物理特性の変動(比熱,粘性,及び,熱伝導性)を,NIST化学ウェブ文書から抽出したデータ[URL:webbook.nist.gov,国立環境研究所(最終アクセス日,10/20/2011)]を介して含めた。音分布の予測速度は,ホイエンスの能動音響センサーにより記録したデータの範囲内で上手くフィットする。N₂支配大気において,音波は,緩和分散を無視でき,略古典的な(熱-粘性)吸収を有する。チタンの低温高密度環境が,微小吸収によって明らかとされた比較的小さい伝達損失を有する長距離に渡り音響波を持続できる。レイトレーシング・プログラムを用いて,ホイエンスでの長距離伝搬に関するドップラー風速実験で測定した領域風速により制限される束縛特性を評価した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音速 ,  音波吸収 ,  垂直分布 ,  土星 ,  衛星 ,  大気 ,  計測器 ,  装置 ,  熱力学 ,  測定データ ,  解析 ,  モデリング
準シソーラス用語： Cassini-Huygens表面科学パッケージ ,  タイタン

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： カッシーニ ,  タイタン ,  大気 ,  音速 ,  プロファイル ,  モデル