文献

J-GLOBAL ID：201202223367503560   整理番号：12A1228329

グラフェン/カーボンナノチューブ複合材料の容量的脱イオン化性能増強

Enhanced capacitive deionization performance of graphene/carbon nanotube composites

著者 (6件)： ZHANG Dengsong (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  YAN Tingting (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  SHI Liyi (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  PENG Zheng (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  WEN Xiaoru (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Jianping (Shanghai Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 29  ページ： 14696-14704  発行年： 2012年08月07日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境に優しい電気二重層に基く静電容量脱塩法に用いる規則性多孔質体炭素材料を検討した。メタンの触媒分解で製したカーボンナノチューブ(CNT)をHummers法による酸化グラフェン(GO)とともに冷水中で乳化したGO/CNT複合材料をろ過して熱剥離した。グラフェン中にCNTがうまく挿入され,凝集妨害と縦方向伝導の増大によってGRより比表面積が大きくなり電気伝導率も高まった。電極にするとサイクリックボルタンメトリーと定電流充放電挙動から比容量と安定性が高くなり,電界吸着性が高いと判断した。GR電極に比べて出力密度とエネルギー密度が高く,エネルギー密度減退が遅いので,容量脱イオン化のエネルギー消費が小さいと思われる。食塩水溶液を回分で電解すると,GRや活性炭より優れた脱塩能力があった。伝導率と表面積の向上により静電吸着が増したと考える。

シソーラス用語： *炭素電極 ,  *C/C複合材料 ,  *炭素材 ,  *カーボンナノチューブ ,  吸着 ,  比表面積 ,  電気伝導率 ,  静電容量 ,  安定性 ,  エネルギー密度 ,  減少 ,  エネルギー消費 ,  *イオン交換 ,  *脱塩 ,  材料 ,  多孔質体 ,  *電気二重層 ,  *電解 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： メソ多孔質体 ,  出力密度 ,  比容量 ,  密度の減少

分類 (3件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： グラフェン ,  カーボンナノチューブ ,  複合材料 ,  脱イオン化 ,  増強