新規就農の現状と課題-経営確立の視点から-

澤田守

文献

J-GLOBAL ID：201202223390079709 整理番号：12A0521492

新規就農の現状と課題-経営確立の視点から-

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著者 (1件)：
資料名：
号： 102 ページ： 1-11 発行年： 2012年02月
JST資料番号： L7564A ISSN： 1342-3118 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

新規参入者の参入後の経営確立に向けた支援の課題と対応策を考察する。課題は参入経路によって異なり,課題に対応した総合的な参入支援が必要とされる。NW型組織では,組織内のネットワークを活かして役割分担を図ることで参入者の短期間での経営確立を可能にしている。NW型組織を含め,新規参入者の経営確立に向けた支援課題としては,参入費用及び参入後の運転資金の確保の問題が残されている。就農支援資金制度を利用し易くすること,そして経営者能力やビジネスモデルの評価方法を見直し資金面の課題を解決することが重要である。

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農業経済,農業経営

引用文献 (11件)：

[1]稲本志良「農業における後継者の参入形態と参入費用」『農業計算学研究』25号,1992,pp.1-10.
[2]稲本志良「多様な新規参入と新しい農茉の展開」稲本志良・桂瑛一・河合明宣編著『アグリビジネスと農業・農村』放送大学教育振興会,2006.
[3]江川章「農業への新規参入」『日本の農業あすへの歩み』No.215農政調査委員会,2000, p.158
[4]内川昭比古『フランチャイズ・ビジネスの実際』日経文庫,日本経済新聞社,2005.
[5]金沢夏樹「家族農業経営の現在」金沢夏樹編集代表『日本農業経営年報No.2家族農業経営の底力』農林統計協会,2003,pp.1-15.

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