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J-GLOBAL ID：201202223430274704   整理番号：12A0612644

初期異方性堆積岩の誘発異方性損傷と塑性

Induced anisotropic damage and plasticity in initially anisotropic sedimentary rocks

著者 (6件)： CHEN L. (LML, UMR8107 CNRS, Univ. of Lille I, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  SHAO J.f. (LML, UMR8107 CNRS, Univ. of Lille I, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  SHAO J.f. (HOHAI Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHU Q.z. (LML, UMR8107 CNRS, Univ. of Lille I, Villeneuve d’Ascq, FRA) ,  ZHU Q.z. (HOHAI Univ., Nanjing, CHN) ,  DUVEAU G. (LML, UMR8107 CNRS, Univ. of Lille I, Villeneuve d’Ascq, FRA)
資料名： International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences  (International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences)
巻： 51  ページ： 13-23  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： D0230C  ISSN： 1365-1609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,構造的な異方性を有する堆積岩の塑性変形と誘発損傷について述べたものである。微小クラックが方向性をもって成長することによって,損傷は材料に誘発異方性を起こす。固有の異方性と誘発された異方性の間の関連について着目した。材料の固有の方向性依存特性を特性化するために,組織テンソルをまず定義した。さらに,個別の熱力学のアプローチをおこなった。巨視的な塑性変形と材料損傷は,空間的方向性にランダムに分布する弱い面に沿った摩擦滑りの結果であると考えられる。局所的な塑性流れ則と損傷進化則を,弱面のそれぞれの集団について定式化した。各々の方位における力学的特性は,固有異方性構造に依存する。固有異方性と誘導された異方性の間の関係について,組織テンソルと個別のアプローチを用いて,論じた。一連の数値シミュレーションを行い,提案されたモデルの予測挙動を検証した。数値計算結果と試験データの間の比較した結果,固有異方性と誘発異方性の間の関係を考慮したこのモデルによって,異方性地盤の主要な力学的挙動を示すことができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 異方性 ,  *堆積岩 ,  *塑性変形 ,  *損傷 ,  空間分布 ,  流れ則 ,  物理的性質
準シソーラス用語： 力学的特性

分類 (1件)： 岩盤の力学的性質  (HE02000H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 堆積岩 ,  誘発 ,  異方性損傷 ,  塑性