実行プロファイリング設計図

BERGEL Alexandre; BANADOS Felipe; ROBBES Romain; BINDER Walter

文献

J-GLOBAL ID：201202223432128730 整理番号：12A1305076

実行プロファイリング設計図

Execution profiling blueprints

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資料名：
巻： 42 号： 9 ページ： 1165-1192 発行年： 2012年09月
JST資料番号： E0674A ISSN： 0038-0644 CODEN： SPEXBL 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

システム性能の改良はソフトウェア開発における永遠のテーマである。静的プログラム解析によるボトルネック/ホットスポットの特定が限定されるのに対して,動的プログラム解析は個別プログラムに関する詳細な実行統計を収集できる。プログラム最適化の対象であるホットスポットを発見するため,動的計量の収集にプロファイリング技法を用いる。しかし,計算冗長性を特定/除去するための視覚的実行時間情報が欠落しているため,ボトルネック除去への支援は限定される。3つの可視化,構造設計図:各メソッド/アプリケーションクラスに対するCPU消費分配のグラッフィク表示,挙動設計図:キャッシング最適化のためのCPU消費分布の描写,進化設計図:ソフトウェアシステムの異なるバージョンのプロファイル比較と性能クリティカルな変化の明示。実験から複数の結論,1)副作用と定数帰り値が発見されればボトルネックの特定/除去は容易である,2)システム挙動を変化させずに候補の最適化を適用できるか否かの評価には,単体テストの拡大集合が必須である,3)プログラムへの更なる変化は既存の最適化の有用性を損なうことに注意すべきである,が導出される。

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計算機システム開発

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