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J-GLOBAL ID：201202223449648354   整理番号：12A0261742

真空中の放電現象

著者 (1件)： 小林信一 (埼玉大 大学院理工学研究科)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 8  号： 4  ページ： 202-209  発行年： 2012年01月31日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 真空中の絶縁破壊現象研究の歴史と,絶縁破壊に関する素過程について説明し,真空ギャップの絶縁破壊特性,絶縁破壊特性向上のための表面処理技術について,以下の項目に沿って述べた。1)研究の歴史。2)真空ギャップの絶縁破壊現象(ギャップ間で発生する素過程,真空ギャップの絶縁破壊特性,真空中絶縁耐力向上に対する基本的な考え方)。3)真空中絶縁耐力向上に向けた取り組み(絶縁破壊試験装置とXPS表面分析装置(in situ装置),電極材料,500回繰り返し絶縁破壊前後の電極表面状態,オゾン水処理による効果,コンディショニング後の電極に対する熱処理の影響)。

シソーラス用語： *絶縁破壊 ,  表面処理 ,  *絶縁耐力 ,  電極材料 ,  オゾン処理 ,  熱処理 ,  X線光電子スペクトル ,  表面分析 ,  *真空放電 ,  電界放出 ,  無酸素銅 ,  放電ギャップ
準シソーラス用語： 表面状態 ,  コンディショニング ,  真空ギャップ

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

引用文献 (23件)：

• 1) 例えば,中野義映編,"大学課程 高電圧工学 第2 版"p16,オーム社,1991
• 2) R.V. Latham ed. : "High Voltage Vacuum Insulation BASIC CONCEPTS AND TECHNOLOGICAL PRACTICE", Academic Press, London, 1995
• 3) R.V. Latham : "HIGH VOLTAGE VACUUM INSULATION The Physical Basis", Academic Press, London, 1981
• 4) G.A. Mesyats and D.I. Proskurovsky : "Pulsed Electrical Discharge in Vacuum", Springer-Verlag, Berlin, 1989
• 5) J.M. Lafferty ed. : "VACUUM ARCS : Theory and Application" , John Wiley & Sons, New York, 1980

タイトルに関連する用語 (2件)： 真空 ,  放電現象