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J-GLOBAL ID：201202223497036980   整理番号：12A1585350

温和なその場SET-LRPを介した制御可能グラフト高分子鎖を有する熱応答性酸化グラフェン-PNIPAMナノ複合材料

Thermoresponsive Graphene Oxide-PNIPAM Nanocomposites with Controllable Grafting Polymer Chains Via Moderate in Situ SET-LRP

著者 (6件)： DENG Yan (Shanghai Inst. of Organic Chemistry, Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Jin Zhong (Univ. California, California) ,  LI Yongjun (Shanghai Inst. of Organic Chemistry, Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN) ,  HU Jianhua (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  YANG Dong (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  HUANG Xiaoyu (Shanghai Inst. of Organic Chemistry, Chinese Acad. of Sci., Shanghai, CHN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 50  号： 21  ページ： 4451-4458  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 剥離グラフェン酸化物(GO)表面から,直接感熱重合体を成長させるための温和かつ効率的な戦略を報告した。目的とするトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(TRIS)-GO-ポリイソプロピルアクリルアミド(PNIPAM)複合体を創製するために以下の四工程を実施した。1)修正Hammer法による剥離GOシートの調製,2)GO溶液へのTRIS添加による温和エポキシド開環反応,3)表面開始単一電子移動LRPのための,2-ブロモイソブチリルブロミドによる室温下エステル化での臭素含有開始基の順次導入,4)改質GOシートの表面からのNIPAMのその場LRP。これらの全反応をGO上で他の酸素含有官能性を失うことなく,周囲温度で実施させた。その結果TRIS-GO-PNIPAMナノ複合材料は,分散状態で分離単分子層を依然維持し,有機溶媒中での分散性が大幅に改善された。他方TRIS-GO-PNIPAMの水性分散液は,40°C程度での自己組織化と分解挙動との温度可逆的切替を示した。

シソーラス用語： *グラフト共重合 ,  高分子鎖 ,  *ナノ複合材料 ,  分散度 ,  *酸化物 ,  単分子層 ,  *グラファイト ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  高分子溶液 ,  自己組織化 ,  *リビングラジカル重合 ,  化学修飾 ,  機能性高分子 ,  熱応答 ,  グラフト共重合体 ,  開環反応 ,  表面改質 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  アミノアルコール ,  第一アミン ,  ポリオール
準シソーラス用語： *酸化グラフェン

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (2件)： 2-ブロモイソブチリルブロミド ,  TRIS

タイトルに関連する用語 (7件)： SET ,  グラフト ,  高分子鎖 ,  熱応答性 ,  酸化グラフェン ,  PNIPAM ,  ナノ複合材料