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J-GLOBAL ID：201202223507691125   整理番号：12A0297617

アト時計による原子におけるレーザ誘起のトンネル電流の流れの自然座標の解明

Attoclock reveals natural coordinates of the laser-induced tunnelling current flow in atoms

著者 (7件)： PFEIFFER Adrian N. (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  CIRELLI Claudio (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  SMOLARSKI Mathias (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  DIMITROVSKI Darko (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  ABU-SAMHA Mahmoud (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  MADSEN Lars Bojer (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  KELLER Ursula (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 8  号： 1  ページ： 76-80  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強レーザ場相互作用とアト秒科学の研究分野では,レーザの電界と原子ポテンシャルによって形成される障壁を通しての電子のトンネリングは,引き続く動的特性をトリガーする最初の過程と考えられている。ここでは,アト秒のストリーキング技術であるアト時計技術を用いて,電子トンネリング形態(トンネル電流の流れの自然座標)と出口点に関する実験的情報を得た。消滅トンネリング遅延時間を確認し,Starkシフトの取込みの重要性を示し,アルゴンとヘリウム原子に関する結果を比較することによって多電子効果を同定した。この理論と実験の組合せから,完全3次元問題の漸近的分離を通して本質的に1次元のトンネリング問題の幾何学的形態を選び出すことが可能になった。この発見は全ての原子,特に巨大双極子と分極を持つ巨大分子システムにおけるレーザトンネルイオン化と密接に関係する。

シソーラス用語： *電流 ,  秒 ,  放射場 ,  相互作用 ,  流れ分布 ,  多電子系 ,  電場効果 ,  漸近挙動 ,  座標 ,  走行軌跡 ,  ヘリウム ,  アルゴン ,  *トンネル効果 ,  レーザ照射
準シソーラス用語： アト秒 ,  *トンネル電流 ,  *レーザトンネルイオン化 ,  レーザ電場 ,  レーザ誘起

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 時計 ,  原子 ,  レーザ誘起 ,  トンネル電流 ,  流れ ,  座標