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J-GLOBAL ID:201202223515634009   整理番号:12A0340650

高濃度の抗生物質廃水を処理する連続反応器の微生物群集構成分析

Microbial Community Compositional Analysis for Series Reactors Treating High Level Antibiotic Wastewater
著者 (10件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 795-801  発行年: 2012年01月17日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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連続した嫌気性反応器2基(HAおよびBF1)と好気性反応器4基(BF2~BF4およびOD)からなる主にストレプトマイシンを含む抗生物質廃水が流入するフルスケールバイオシステムを使用して,微生物群構造への抗生物質の影響を研究した。処理プロセスに沿って,ストレプトマイシンが3955から23.1 μg L-1に顕著に減少した。クローニングにより,嫌気性反応器はデルタプロテオバクテリア(51%)が優勢で主に硫酸塩還元細菌からなり,好気性反応器BF2はベータプロテオバクテリア(34%),デルタプロテオバクテリア(31%),およびバクテロイデス門(14%)が優勢であることを明らかにした。ストレプトマイシンの流入が≦83 μg L-1である好気性反応器BF3~ODでは,ガンマプロテオバクテリア(15.9~22.4%),ベータプロテオバクテリア(10.0~20.3%),およびバクテロイデス門(4.5~29.7%)が主要な細菌群であった。メタン菌Methanomethylovorans hollandica様メチロトローフ細菌に属する古細菌がHAおよびBF1で優勢(特異的遺伝子に基づいて細菌に対して0.54~0.40)で,汚染物質の分解に硫酸塩還元細菌がメタン生成菌と共存していることを示した。BF2において菌類が豊富(特定遺伝子に基づいて細菌に対して0.15)で,子嚢菌門(Ascomycota)が優勢(真核生物に対してクローン比25.5%)で,菌類が大きい抗生物質濃度条件下で汚染物質の除去に重要な役割をしている可能性があった。
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分類 (4件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  抗生物質一般  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  微生物の生態 
物質索引 (4件):
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