抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
音響利用による質感向上のための快音設計について具体的事例を交えて紹介した。近年,低騒音化に加え,音を活用して新たな付加価値を見いだす快音化が注目され,そのための快音設計がおこなわれている。本稿では,まず,音響利用による価値創造や快音設計とその効果について説明した。次に,質感の高い物作りと音創りについて洗濯機の事例を紹介しながら説明した。続いて,発音メカニズムを考慮した快音設計について掃除機の事例を紹介しながら説明した。さらに複合刺激を考慮した快音設計として,聴覚と視覚の相互作用を考慮した自動車のドア閉まり音や電気自動車のモータ音,聴覚と触覚の相互作用を考慮したカメラのシャッタ音の事例を紹介した。また,住宅やオフィスなどにおいて,目的とする活動を支援するための機能性を有する音響空間であるスマートサウンドスペースについて説明した。