抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミニウム板の深絞り加工時に発生する耳は板の集合組織に起因する。板の集合組織と弾性異方性の関係から,集合組織の分布は音速異方性を示すことに着目し,音速異方性を高精度に測定する装置を開発した。接触媒質が不要で,インライン測定が可能な電磁超音波(EMAT)を用いた。EMATセンサの特性,配置構成,システム構成を紹介した。本装置を用いて得られた耳率と破壊法で測定した耳率の比較を,3000系Al合金および純Alについて実施した。品種と製造条件ごとに構成直線を設定することにより,破壊法で得られる耳率を3000系Al合金では0.5%(1σ),純Alでは0.05%(1σ)で予測できることを確認した。