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J-GLOBAL ID:201202223553978412   整理番号:12A0060414

日本の埼玉郊外の場所での低分子量ジカルボン酸のガス/粒子分配

Gas/particle partitioning of low-molecular-weight dicarboxylic acids at a suburban site in Saitama, Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  ページ: 546-553  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低分子量ジカルボン酸(二酸)は大気中で半揮発性挙動を示すが,ガスと粒子の相の間でのそれらの分配はまだ不明である。サイクロンPM<sub>2.5</sub>付きの環状デニューダフィルタパックシステムを,ほとんどの標的化合物の高い捕集効率で,二酸のガスと粒子の相の濃度を検討するために採用した。飽和二酸と不飽和二酸とケトカルボン酸とジカルボニルを2007年夏と2008年の晩冬と初冬に日本の郊外の場所で採取したガス性と粒子性検体で測定した。初冬のガスと粒子の二酸の濃度は夏のそれらより低かったが,晩冬のそれらより高かった。ガス相の個別の二酸は環境オキシダントと相対的に良好な相関を示したが,NOガス(1次汚染物質)とは低相関だった。個別の酸の総量に対する粒子比(F<sub>P</sub>)は夏よりも冬に大きく,また日中よりも夜に大きかった。同じ検体で,個別の二酸とケトカルボン酸はより高い粒子相での存在(夏にF<sub>P</sub>>56%)を有していたが,不飽和二酸はより高いガス相での存在を有していた(冬にF<sub>P</sub><18%)。夏では,二酸のガス/粒子分配は日中に変化した;蓚酸とグリオキシル酸のF<sub>P</sub>値は朝の最小値から夜間の最大値へと増加し,大気の相対湿度と類似の日中変化を示した。夜間のより高い湿度は水溶性ガス相が溶解可能で,このためガスから粒子への変換を促進する水滴の形成を誘導するかもしれない。これらの結果は,二酸のガス/粒子分配が光化学的酸化によるガス相での濃度にのみではなく,大気(例えば,温度と日光と相対湿度)とエアロゾル(例えば,酸度とアルカリ組成と水含量)の特徴にも依存することを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有害ガス調査測定 

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