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J-GLOBAL ID：201202223580243530   整理番号：12A1748778

NH_x(x=0,1,2)の吸着に対するFeナノ粒子/欠陥保有グラフェン複合材料の独特な反応性 第一原理研究

Unique reactivity of Fe nanoparticles-defective graphene composites toward NH_x (x=0, 1, 2, 3) adsorption: a first-principles study

著者 (4件)： LIU Xin (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LIU Xin (King Abdullah Univ. Sci. and Technol., Thuwal, SAU) ,  MENG Changgong (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  HAN Yu (King Abdullah Univ. Sci. and Technol., Thuwal, SAU)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 43  ページ： 15036-15045  発行年： 2012年11月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素製造用グラフェン(G)担持鉄アンモニア分解触媒の反応性を第一原理計算で検討した。主に密度汎関数法を種々の汎関数により,電子構造とそのNHx(x=0,1,2,3)吸着の界面相互作用による影響を解析した。単一空格子点を持つ基板Gの表面sp2ダングリングボンドとの結合で13原子クラスタのFeナノ粒子が安定化し得ることを見出した。この相互作用は欠陥周辺の炭素格子が変形して鉄ナノ粒子の焼結を妨げ,かつアンモニアの吸着にも影響する。このアンモニア吸着はGへの窒素かホウ素のドーピングで微調整できる。アンモニア吸着エネルギーは鉄ナノ粒子の平均的dバンド中心のシフトと良く相関し,特にホウ素ドーピング時にアンモニア分解触媒の活性-吸着エネルギー曲線の頂点付近に位置する。ホウ素ドープグラフェン担持鉄触媒の最適アンモニア吸着で安定性と低温分解触媒活性が高まると期待される。

シソーラス用語： *アンモニア ,  *分解反応 ,  *触媒活性 ,  *炭素材 ,  *鉄触媒 ,  *担持触媒 ,  *密度汎関数法 ,  複合材料 ,  電子構造 ,  窒素化合物 ,  水素化物 ,  吸着 ,  相互作用 ,  点欠陥 ,  *空格子点 ,  ダングリングボンド ,  クラスタ ,  ナノ粒子 ,  格子歪 ,  調整 ,  ドーピング ,  吸着エネルギー ,  *グラフェン
準シソーラス用語： 界面相互作用 ,  原子クラスタ ,  微調整

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (10件)： 吸着 ,  Fe ,  ナノ粒子 ,  欠陥 ,  保有 ,  グラフェン ,  複合材料 ,  反応性 ,  第一原理 ,  研究