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J-GLOBAL ID：201202223596751454   整理番号：12A0333402

黒鉛粉末プリント加工による発熱織物の開発

Development of Heating Fabrics by Printing Graphite Powder

著者 (6件)： 恩田紘樹 (群馬県繊維工業試験場) ,  山田徹郎 (群馬県繊維工業試験場) ,  須見将太 (群馬大学工学部) ,  野口善朗 (野口染色株式会社) ,  鈴木豊 (野口染色株式会社) ,  河原豊 (群馬大学大学院工学研究科)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 68  号： 1  ページ： 11-13 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 面上発熱体は広範囲を均一に加熱できる。その多くは絶縁性の熱可塑性樹脂に導電性フィラー粉末を混練することで電気伝導性を調節して製造される。しかしこの混練は系全体の衝撃強度を低下させる。このため導電性フィラーを繊維表面に固着して発熱体を作ることが試みられている。本研究ではプリント加工技術を用いて,綿,ナイロン,ポリエステルの各織物に黒鉛粉末を固着させ,面状発熱体の開発を試みた。その結果,平滑性の高いポリエステル織物を用いれば,市販バインダーで黒鉛粉末を織物に固着して,柔軟性のある面状発熱体を製造できることが示された。柔軟性があるために,これまでの産業資材用途だけでなく,衣料用途の可能性が期待される。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *粉体 ,  *システム ,  *発熱 ,  *織物 ,  *印刷システム
準シソーラス用語： 黒鉛 ,  粉末 ,  *プリントシステム

分類 (2件)： 仕上げ  (YM06030F) ,  用途開発  (YM01080Z)

引用文献 (19件)：

• OTA, Y. TANSO. 2009, 238, 87
• LEE, J. H. Scripta Materialia. 2006, 55, 1119
• XI, Y. Carbon. 2004, 42, 1699
• SAU, K. P. Polymer. 1998, 39, 6461
• ZHANG, J. Polym. Int. 2005, 54, 1175

タイトルに関連する用語 (4件)： 黒鉛粉末 ,  発熱 ,  織物 ,  開発