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J-GLOBAL ID：201202223609237976   整理番号：12A0861365

層状ナトリウムインターカレーションカソード材料NaNi_1/3Mn_1/3Co_1/3O₂の合成,構造,電気化学的特性

Synthesis, Structure, and Electrochemical Properties of the Layered Sodium Insertion Cathode Material: NaNi_1/3Mn_1/3Co_1/3O₂

著者 (5件)： SATHIYA M. (CSIR, Chennai, IND) ,  HEMALATHA K. (CSIR, Chennai, IND) ,  RAMESHA K. (CSIR, Chennai, IND) ,  TARASCON J.-M. (Univ. de Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  PRAKASH A. S. (CSIR, Chennai, IND)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 24  号： 10  ページ： 1846-1853  発行年： 2012年05月22日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,LiNMCに類似した新しい層状Na化合物NaMMC(NaCoO₂と等構造の層状相NaNi_1/3Mn_1/3Co_1/3O₂)を調製した。化学量論NaNMCは,Naが八面体環境中にある菱面体晶,空間群R3mで結晶化する。NaNMC(対Na電池)定電流サイクルでは,電圧範囲2~3.75V下,容量120mAhr・g^-1を導く0.5Naの可逆的インターカレーションを示し,Naイオン電池の可能な応用を示唆した。NaNMCにおいて電気化学的に誘導されたNaインターカレーション/デインターカレーションは,in situ X線回折で研究した幾つかの相転移や固溶体系と関連する。Na_xNMCにおけるデインターカレーションは,二相領域と単相領域から成る逐次的相転移をもたらした。Na_xNMCにおける組成誘導構造進展は,「c」定数増加と共に,系列O3→O1→P3→P1相に従う一方,「a」定数はほぼ変化しないままだった。

シソーラス用語： *二次電池 ,  *電極材料 ,  *カソード ,  *金属酸化物 ,  *ニッケル化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *コバルト化合物 ,  *層状組織 ,  *ナトリウム化合物 ,  カチオン ,  金属イオン ,  *インターカレーション ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  X線回折 ,  相転移 ,  固溶体 ,  システム ,  単相 ,  格子定数 ,  三方晶系 ,  空間群
準シソーラス用語： *ナトリウムイオン電池 ,  ナトリウムイオン ,  デインターカレーション ,  放電容量 ,  二相系 ,  菱面体晶

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 層状 ,  ナトリウム ,  インターカレーション ,  カソード材料 ,  電気化学的特性