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J-GLOBAL ID:201202223645365140   整理番号:12A0947568

回転駆動型大質量白色矮星としてのSGRとAXP

SGRs and AXPs as Rotation-Powered Massive White Dwarfs
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 56.1-56.13  発行年: 2012年06月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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SGR0418+5729は軟γ線リピータ(SGR)と異常X線パルサー(AXP)のエネルギー源を解明する「ロゼッタ・ストーン」である。回転中性子星(NS)により駆動されたパルサーとの完全な類似で,大質量高磁化回転白色矮星(WD)により駆動されたSGRとAXPに対する標準的な物理学及び天体物理学に基づくモデルを提示した。SGR0418+5729に対するスピンダウン率の下限dP/dt≧LXP3/(4π2I)=1.18×10-16を予想した。IはWDの慣性モーメントを表す。SGRとAXPに対してグリッチの出現や回転エネルギーの獲得がWDの慣性モーメントの収縮・減少に随伴した重力エネルギーの解放に起因していることを示した。グリッチ後の定常放射とアウトバーストは,NS及び/またはクォーク星に比べて非常に大きいWDの慣性モーメントのゆえにWDの回転エネルギーの損失で説明される。ここではマグネターモデルで仮定されたような過臨界磁場の減衰による磁気エネルギー解放の異端の概念に頼る必要がない。超新星残骸に随伴したSGRとAXPの新しい天体物理的シナリオを提示した。みずがめ座AE星に関する日本のX線天文衛星「すざく」の観測キャンペーンと対応する日本グループの理論的研究,そしてHubble宇宙望遠鏡の最近の結果は本稿の理論的モデルに対して重要な情報を提供する。相対論的天体物理の最も基本的問題である真のSGR/AXPの同定に対して更なる観測的証拠を与えるために,Hubble望遠鏡とVLTの後続のミッションが高く推奨される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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恒星  ,  宇宙線起源 
引用文献 (125件):
  • Allen, M. P.,& Horvath, J. E.2004, ApJ, 616, 346
  • Althaus, L. G., García-Berm, E., Isern, J.,& Córsico, A. H.2005, A & A, 441, 689
  • Althaus, L. G., García-Berm, E., Isern, J., Córsico, A. H.,& Rohrmann, R. D.2007, A & A, 465, 249
  • Angel, J. R. P., Borra, E. F.,& Landstreet, J. D.1981, ApJS, 45, 457
  • Barstow, M. A., Jordan, S., O’Donoghue, D., Burleigh, M. R., Napiwotzki, R.,& Harrop-Allin, M. K.1995, MNRAS, 277, 971
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