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J-GLOBAL ID：201202223652746108   整理番号：12A0268028

ボロン酸やホスホン酸で置換した新しい芳香族化合物の合成と難燃性試験

Synthesis and flame retardant testing of new boronated and phosphonated aromatic compounds

著者 (3件)： BENIN Vladimir (Univ. Dayton, OH, USA) ,  DURGANALA Sravanthi (Chemtura Corp., IN) ,  MORGAN Alexander B. (Univ. Dayton Res. Inst., OH, USA)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 3  ページ： 1180-1190  発行年： 2012年01月21日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機材料の可燃性を制御する新物質を合成した。パラジウムやニッケルの触媒でヨードテレフタル酸ジメチルと2,5-ジヨードテレフタル酸ジメチルのヨウ素をホスホン酸基やボロン酸エステルに変え,ボロン酸も合成した。ASTMD7309の微量燃焼熱量計でこれらの発熱抑制能を測定した。これらをプラスチックに加えるとチャーへの炭化による固体難燃性効果が大きい。エステルにすると完全に難燃機能が消失し,代って気相難燃剤のような作用が出る。DSC,NMR測定も用いてその熱分解機構を考察した。熱可塑性のポリウレタンに溶液混合して熱量計で測ると,自己熱発生率が最も小さかった化合物がブレンドの発熱も最低であり,ボロン酸基型の抑制率が最大であった。

シソーラス用語： *反応性難燃剤 ,  難燃性 ,  有機材料 ,  パラジウム触媒 ,  ニッケル触媒 ,  *ヨウ素化合物 ,  ジカルボン酸 ,  *芳香族カルボン酸 ,  *ホスホン酸 ,  *エステル ,  *有機ホウ素酸 ,  *ホウ素化合物 ,  微量熱量計 ,  熱発生率 ,  発熱 ,  作用 ,  抑制 ,  固相反応 ,  炭化 ,  チャー ,  気相反応 ,  示差走査熱量測定 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  反応機構 ,  ポリウレタン
準シソーラス用語： *フタル酸誘導体 ,  *ボロン酸エステル ,  *ボロン酸類 ,  抑制作用

分類 (3件)： 難燃剤  (YH05060Q) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  有機りん化合物  (CF08040N)

物質索引 (5件)： 2-(ジメトキシホスフィニル)テレフタル酸ジメチル ,  2-(ジエトキシホスフィニル)テレフタル酸ジメチル ,  2-(ジヒドロキシボリル)テレフタル酸 ,  2,5-ビス(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)テレフタル酸ジメチル ,  2,5-ビス(ジヒドロキシボリル)テレフタル酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ボロン酸 ,  ホスホン酸 ,  置換 ,  芳香族化合物 ,  難燃性 ,  試験