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J-GLOBAL ID:201202223655870888   整理番号:12A0230306

大河川における植物プランクトンから大型植物優占へのレジームシフト:トップダウン効果対ボトムアップ効果

Regime shift from phytoplankton to macrophyte dominance in a large river: Top-down versus bottom-up effects
著者 (10件):
資料名:
巻: 416  ページ: 314-322  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ebro川下流(スペイン,Catalonia)では最近植物プランクトン優占生態系から大型植物優占生態系への体制シフトが起こっている。このシフトは浅い湖ではよく知られているが河川においてはどうも報告がない。この植物プランクトン衰退を説明する仮定として,a)栄養分の減少(ボトムアップ)とb)カワホトトギスガイの定着によるろ過効果(トップダウン)が考えられていた。水質,水文学及び生物群集(植物プランクトン,大型植物及びカワホトトギスガイ)に関するデータを既存のデータ及び新たな調査双方から得た。得られた結果は明らかにりんの減少がクロロフィルの劇的な減少と水の透明度の大幅な増加の主原因であり,それに続く川床の大型植物の定着を引き起こしたことを示している。一般化線形モデル分析から,総クロロフィル量の変化の説明で溶存性りんの減少がカワホトトギスガイ密度の増加よりも14倍重要であることを示した。そしてEbro川下流の報告されている変化は新たな生態系と考えることができると示唆した。このシフトは植物プランクトンの減少及び大型植物の繁茂を越え,ブユ科昆虫(ブユ)の大量定着や現在調査中の底生無脊椎動物群集の変化など生物群集の著しい変化を引き起こしている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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植物生態学 

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