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J-GLOBAL ID:201202223659311468   整理番号:12A0231488

IEEE 802.11ベースWLANにおけるスループットを改善するためのエラーのないフレームブロックの蓄積

Accumulating error-free frame blocks to improve throughput for IEEE 802.11-based WLAN
著者 (4件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 743-752  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0842A  ISSN: 1084-8045  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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無線ローカルネットワーク(WLAN)において,チャネルスループットを改善することは重要である。IEEE802.11規格のメディアアクセス制御(MAC)プロトコルの分散協調機能(DCF)に欠点がある。すなわち,受信ノードがビットエラーのために受信フレームを廃棄したときにフレームの送信ノードがやみくもにコンテンションウィンドウを拡張するように導く可能性がある。これはチャネルスループットを減少しフレーム待ち時間を増加する。この欠点を克服するために,Gathering Error-free Block(GEB)スキームとよばれる新奇な方法を提案するが,これはフレームのペイロードを各々がチェックサムを持つブロックに分割し,もとのフレームを組み立てるために受信ノードがエラーのないブロックを集めるスキームである。GEBスキームのもとでのチャネルスループットの指標を定式化するが,これはスループットを最大化する最適なブロック数を見つけることができる最適モデルを開発することに使用される。シミュレーション結果は,リンクがビットエラーを起こしやすいWLANにおいてGEBスキームがチャネルスループットを改善でき,フレーム伝送あたりのチャネル占有期間を下げることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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