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J-GLOBAL ID:201202223677040960   整理番号:12A0715995

地質学的時間スケールにわたる天然のCO2隔離過程の特定及び定量化:アメリカ合衆国,Jackson Dome CO2鉱床

Identifying and quantifying natural CO2 sequestration processes over geological timescales: The Jackson Dome CO2 Deposit, USA
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  ページ: 257-275  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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天然のCO2ガス田におけるCO2のソース,シンク,移動メカニズムは,人為起源CO2隔離技術の安全な適用を開発するうえで重要な類似物を提供する。本研究では希ガス及び炭素同位体を他のガスとともに用いて,白亜紀後期のJackson Dome CO2ガス鉱床におけるCO2の起源,輸送及び捕獲メカニズムを特定し定量する。この鉱床はミシシッピ州中部に位置し,>5000mから算出する世界でも最も深い商業CO2ガス田の一つである。産出井からの10個のガス試料の希ガス組成,化学組成,安定炭素同位体組成を決定した。3He/4He比は4.27~5.01Raであり(Raは大気の同位体比),マントルの特徴を強く示す。世界のCO2鉱床と同様に,CO2/3He比は地下水由来の20Ne(及び4He)の増加とともに減少する。得られたデータを説明する複数の過程をモデル化し,他のCO2が卓越した鉱床と同様に,地下水ガスストリッピング及び再溶解(GGS-R)過程が観測した20Ne/36Ar,84Kr/36Ar,CO2/3He,δ13C(CO2),4He,20Ne,36Arを最もうまく説明できると結論する。これに従うと,地殻及びマグマ性のCO2成分の寄与はそれぞれ57%及び43%である。ガス田でのCO2/3Heの変化は,元の定置されたCO2の最大75%の損失を地下水との接触がもたらしていることを示す。δ13C(CO2)変動は,析出の程度が27%以下であり残りのCO2の損失は溶解でしか説明できないと制約する。溶解によるガス損失の高い割合と,リザーバー側面よりも頂点での水との接触の証拠を用いて,この系のCO2が60Maでのリザーバー充填の直後以後は溶解あるいは析出の顕著な損失を受けていないことを議論する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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岩石圏の地球化学一般  ,  その他の同位体地球化学 

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