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J-GLOBAL ID:201202223682124357   整理番号:12A0887336

バッチ試験におけるFiltra Pへのリン結合

Phosphorus binding to Filtra P in batch tests
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号: 7/9  ページ: 1013-1019  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では最初に,Filtra P(商品名)の各種濃度と反応時間でリンを結合する能力をバッチ試験で検討するとともに,以前に特徴付けした材料と比較した。次に初期濃度が高い条件で,固体に対する液体の比率の影響とリンを結合する容量への粒子サイズの影響を評価した。Filtra Pのリンの結合能力の実験では,濃度が3~1000 mg/Lのリン酸カリウム溶液0.5 Lに25グラムのFiltra Pを混合することにより実施した。粒子サイズの影響では,粒子サイズ5.6 mm以下と8.0 mm以上の粒子で結合能力を評価した。その結果,典型的な廃水中のリンの濃度範囲であれば,Filtra Pは完全かつ高速にリンを結合可能であることが判明した。これは実物大規模のフィルタにおけるリンの保持材料に適していることを意味していた。最大のリン結合能力は4.3±0.64 g/kgであり,これは以前に試験を行った材料より優れていた。カルシウムの溶解とそれに続く水溶液中のリンとの沈殿反応は主要なリン結合機構であった。リンの結合能力は上澄み液の濁度と強い正の相関を持っていた。初期濃度が400 mg/L以上での低いリンの結合能力は低いpHと関連していた。固体に対する液体の比率と材料の粒子サイズは初期濃度が1000 mg/LでFiltra Pのリン結合能力に影響を及ぼさなかった。しかし,初期濃度が300 mg/L以下の場合には,最大のリン結合能力を決定するために,高い固体に対する液体の比率を必要とした。
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分類 (3件):
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下水,廃水の化学的処理  ,  その他の廃水処理・処分  ,  吸着剤 
タイトルに関連する用語 (3件):
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