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J-GLOBAL ID:201202223686841738   整理番号:12A1162179

中国における揮発性有機化合物の生物起源排出の経年変動のシミュレーション: 対流圏オゾンと2次有機エアロゾルに対する影響

Simulation of the interannual variations of biogenic emissions of volatile organic compounds in China: Impacts on tropospheric ozone and secondary organic aerosol
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巻: 59  ページ: 170-185  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2001年~2006年を通じた中国での,生物起源揮発性有機化合物(BVOC)排出とオゾンおよび二次有機エアロゾル(SOA)濃度における経年変動をシミュレーションするため,全球規模3次元Goddard地球観察システム化学輸送モデル(GEOS-Chem)に組み込まれたMEGAN(自然界からのガスとエアロゾルの排出モデル)を使用した。生物起源排出のより良好な提示を得るため,中分解能撮像分光放射計(MODIS)衛星測定を用いて中国における土地被覆と葉面積指数のモデルを更新し,21の植物機能タイプによる植生の新規分類を開発した。2001年~2006年を通じた中国における平均推定経年BVOC排出は18.85Tg C・年-1で,イソプレンとモノテルペンと他の活性揮発性有機化合物の排出はそれぞれ50.9%と15.0%と34.1%だった。中国のシミュレートされたBVOC排出は大きな経年変動を有していた。イソプレン排出の平均からの地域平均化絶対%逸脱(APDM)の値は1月には21~42%で,7月には15~28%の範囲だった。モノテルペン排出のAPDM値は1月に14~32%で7月には10~21%であり,イソプレン排出のそれらよりも一般的に小さかった。モデル結果は,イソプレン排出の経年変動が気象場における変動により依存性であるが,モノテルペン排出の経年変動は植生パラメータの変化により感受性であることを示した。固定された人為的排出下では,気象パラメータと植生の両者の変動の結果として,シミュレートされたO3濃度は0.8~5ppbvの経年変動(または4~15%の最大APDM値)を示し,シミュレートされたSOAは1月に中国南西部で5~15%,そして7月に中国南東部で10~25%,北東部で20~35%,のAPDM値を示した。地方平均ベースでは,BVOC単独での経年変動は夏におけるシミュレートされたO3とSOAの2~5%の差異を誘導可能だった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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粒状物調査測定 

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