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J-GLOBAL ID：201202223714542385   整理番号：12A0060058

Pb基のカルコゲン化物の電気と熱の輸送特性:PbTe,PbSeおよびPbS

Electrical and thermal transport properties of Pb-based chalcogenides: PbTe, PbSe, and PbS

著者 (3件)： PEI Yan-ling (School of Materials Sci. and Engineering, Beihang Univ., Beijing 100191, CHN) ,  PEI Yan-ling (Beijing Key Lab. for Advanced Functional Materials and Thin Film Technol., Beihang Univ., Beijing 100191, CHN) ,  LIU Yong (School of Metallurgical and Ecological Engineering, Univ. of Sci. and Technol. Beijing, Beijing 100083, CHN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 514  ページ： 40-44  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 格子熱伝導と双極子熱伝導を特に強調して,鉛基のカルコゲン化物(PbTe,PbSe,およびPbS)の電気と熱の輸送特性を研究した。電気抵抗もゼーベック係数も,バンドギャップで決定される,真性励起に関連した輸送挙動を示した。PbS,PbSe,およびPbTeのパワーファクターは,室温で,それぞれ,12μWcm^-1K^-2,14μWcm^-1K^-2,および16μWcm^-1K^-2に達した。PbTeが最も低い総熱伝導率を示し,PbSが最も高い総熱伝導率を示した。その中で,双極子熱伝導率は,バンドギャップの幅に比例していた。723Kでの,これらの寄与は,PbTe,PbSe,およびPbSで,それぞれ2.2%と,3.1%,および1.1%であると見積もられた。この研究は,バンドギャップの幅を調整して双極子熱伝導率を抑制し,ZT値を高めることができる可能性を示している。また,安価で地中に大量に存在するPbSeとPbSが,熱電用のPbTeの,有望な代替手段であることも示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *テルル化鉛 ,  *セレン化鉛 ,  *硫化鉛 ,  *エレクトロトランスポート ,  *伝熱 ,  熱伝導率 ,  電気抵抗率 ,  輸送係数 ,  バンドギャップ ,  力率
準シソーラス用語： Seebeck係数 ,  格子熱伝導率

分類 (1件)： 塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (6件)： Pb ,  カルコゲン化物 ,  輸送特性 ,  PbTe ,  PbSe ,  PbS