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J-GLOBAL ID:201202223722597210   整理番号:12A0508391

腸球菌(Enterococcus)の迅速指標を使用した都市流出水汚染海水に曝露後の疾患リスク評価

Using rapid indicators for Enterococcus to assess the risk of illness after exposure to urban runoff contaminated marine water
著者 (16件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2176-2186  発行年: 2012年05月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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従来の糞便指標菌(FIB)測定は適時な遊泳者警告には遅すぎる(>18時間)。迅速な指標法(qPCR)の都市流出水で影響された海岸での疾患との関係を評価した。著者らは2007年~2008年にDoheny海岸を訪れた9525名でベースラインおよび2週間健康を計測した。疾患率は(遊泳者と非遊泳者で)比較した。従来法で測定したFIB(EPA法1600または「Enterolert」による腸球菌属(Enterococcus spp.),糞便性大腸菌群,全大腸菌)と3種の迅速qPCRアッセイ(「Taqman」,「Scorpion-1」,「Scorpion-2」)による腸球菌属(Enterococcus spp.)を健康状態と比較した。主要細菌源は海洋への未処理水路流で,水路は砂山が形成されると海洋に到達しなかった。このことは,種々の条件下におけるFIB-健康相関を研究する自然実験を実現した。著者らは非遊泳者と比べて遊泳者で下痢(水飲み込みでOR 1.90,95%CI 1.29~2.80)および他の転帰が有意に増加していることを観察した。曝露(身体浸水,頭浸水,水飲み込み)は胃腸疾患(GI)のリスク増加と関連していた。GIの日発生率パターンは遊泳者(2日ピーク)および非遊泳者(ピーク無し)で異なった。砂山開放により,著者らはGIと腸球菌(Enterococcus)の従来法および迅速法との間に関連性を見出して,砂山状態が考慮されないときは関連性が小さかった。この都市流出水海岸でGIのリスクが増すことを見出した。FIB源が自由になる(砂山開放)と,いくつかの従来および迅速指標が疾患と関連した。FIB源が弱まる(砂山閉止)と,疾患関連性は少なくなった。単一の海岸でのこれら種々の条件下における様々な関係はこれら使用を使用して健康リスクを予測する困難性を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋汚濁  ,  健康被害  ,  微生物検査法 

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