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J-GLOBAL ID：201202223735736457   整理番号：12A1252704

グランドカバープランツを用いた除草軽減型緑化工法の開発

著者 (4件)： 長沼寛 (日新産業) ,  肥後睦輝 (岐阜大 地域科学) ,  本多由里子 (日新産業) ,  石田和宏 (日新産業)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 38  号： 1  ページ： 196-199  発行年： 2012年08月31日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,環境や景観性向上の観点から,グランドカバープランツを利用した雑草発生抑制対策が行われている。しかしながら,苗だけを地山に植栽する工法や,防草マットを敷設した後,マットに切れ込みや開口部を設けて植栽する工法は,苗の間やマットの隙間から雑草が発生するため,導入植物による全面被覆が行われるまでは,こまめな除草管理が必要となる。当社では,この問題を解決するため,雑草の発生を抑制しながらグランドカバープランツによる緑の景観を形成する除草軽減型の緑化工法「BOSOシステム」を開発した。雑草抑制効果を主体とする検証試験を行った結果,BOSOシステムは,従来工法に比べ,雑草抑制効果が高いことが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *緑化 ,  *園芸作物 ,  雑草防除 ,  管理 ,  除草作用 ,  減少 ,  建設工法 ,  *マット ,  *ポリエステル繊維 ,  クマツヅラ科
準シソーラス用語： BOSOシステム ,  *グラウンドカバープランツ ,  ヒメイワダレソウ ,  除草管理 ,  除草軽減 ,  緑化工法

分類 (2件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y) ,  物理的防除一般  (FC05041D)

引用文献 (5件)：

• 1) 角龍一郎・伊藤操子・伊藤幹二 (2007) 防草シートを利用したシバザクラ植被形成における雑草の影響とその防除,雑草研究,52(2):57-65.
• 2) 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎・亘理俊次・富成忠雄 (1981)「日本の野生植物 草本 I 単子葉類」,平凡社,305 pp.
• 3) 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎・亘理俊次・富成忠雄 (1981)「日本の野生植物 草本 II 離弁花類」,平凡社,318 pp.
• 4) 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎・亘理俊次・富成忠雄 (1981)「日本の野生植物 草本 III 合弁花類」,平凡社,259 pp.
• 5) 清水健美 (2003) 日本の帰化植物,平凡社,337 pp.

タイトルに関連する用語 (4件)： グランドカバープランツ ,  除草 ,  緑化工 ,  開発