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J-GLOBAL ID:201202223756534609   整理番号:12A0840725

脂肪酸をキャップした高分散半導体金属硫化物ナノ結晶を開発するための一般的化学ルート

Generalized chemical route to develop fatty acid capped highly dispersed semiconducting metal sulphide nanocrystals
著者 (6件):
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巻: 47  号:ページ: 2016-2021  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: B0954A  ISSN: 0025-5408  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,オレイン酸(OA)を界面活性剤として用いた簡単で一般的な処理と通じて,硫化カドミウム(CdS),硫化亜鉛(ZnS)および硫化鉛(PbS)の高分散半導体ナノ結晶(NCs)の合成を扱った。これらのNCsを合成するために,ヘキサン媒質中での金属酢酸塩とOAの間の140°Cでの合成から,金属-オレイン酸塩(M-O)錯体を得た。続いて,同じ温度でチオアセトアミドを用いて,M-O錯体を硫化した。透過電子顕微鏡(TEM)およびX線回折(XRD)キャラクタリゼーションにより,この合成した生成物はナノスケールのサイズをもち,高度に結晶性の立方相であることを示した。OA-キャップ金属硫化物NCsの光学吸収により,それらのサイズ量子化が,可視領域への大きなシフトを誘起することを確認した。CdS NCsの光ルミネセンス(PL)スペクトルは,狭くて深いトラップ発光とともに幅広なバンド端発光を示すが,ZnS NCsのPLスペクトルは表面上の欠陥状態による幅広の発光を見せている。熱重量分析(TGA)およびFourier変換赤外(FTIR)分光法により,カルボキシラートとカルボキシラートの2つの酸素原子がNCsの表面に対称的に配位することによって,脂肪酸単分子層がナノ結晶表面い強く結合することを示した。脂肪酸とNCs表面の間の強い結合はNCsコロイドの安定性を促進する。通例,この一般化されたルートは,オプトエレクトロニクスデバイスのためのナノスケール金属硫化物の開発に大きな潜在性をもっている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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物理化学一般その他 

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