抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,航空機上の情報をダウンリンクし,航空管制の監視機能および性能を向上させる技術開発が進められており,欧州を中心にSSR(二次監視レーダ)モードSのデータリンク機能を活用する動態情報(DAPs;Downlink Aircraft Parameters)取得技術が検討されている。DAPsデータの信頼性に関しては十分な検証がなされておらず,その必要性が指摘されている。米国MITリンカーン研究所において,収集されたDAPs情報を評価するモニタ方法が検討されており,静的情報(能力通報フラグ,およびデータ有効フラグ)が仕様要件を満たしているかの整合性,および動的情報(対地速度,磁方位,等の飛行中に変化する情報)の値の妥当性の評価手法が提案されている。当研究所においても,独自に整備したモードS実験局での収集データを用い,DAPs情報のモニタシステムの開発を進めている。本報告では,SSRレーダ測位値を用いたDAPs動的情報値の異常値検出評価結果を示す。(著者抄録)