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J-GLOBAL ID:201202223780694463   整理番号:12A0954880

セメント関連粒子はヒト初代口咽頭粘膜細胞ならびにヒト肺上皮細胞癌細胞株A549からの前炎症性IL-8ケモカインと相互作用する

Cement-Related Particles Interact with Proinflammatory IL-8 Chemokine from Human Primary Oropharyngeal Mucosa Cells and Human Epithelial Lung Cancer Cell Line A549
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巻: 27  号: 5/6  ページ: 297-306  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの口咽頭粘膜細胞の初代上皮細胞(PEC)及び非小細胞性肺癌(non-SCLC)細胞A549を用いて,呼吸域粉塵の大きさの9種のセメント関連粒子(<10μm)による炎症の悪化について,前炎症性サイトカインIL-6及びIL-8の誘発の観点から調べた。セメント関連粒子は,乳酸脱水素酵素(LDH)法により評価したとき,いずれも細胞毒性を示さなかった。基本的及びIL-1β誘発性IL-8発現は抑制されたが,IL-6発現は影響を受けなかった。転写物レベルで基本的ならびに誘発性IL-6及びIL-8遺伝子発現は,セメント関連粒子により影響を受けなかった。セメント関連粒子がIL-8発現に影響を与える機構を知るために,浸水曝露実験を行い,セメント関連粒子がIL-8の遊離を抑制することが分かった。さらに,無細胞条件下で,IL-8とセメント関連粒子をインキュベーションして,免疫活性IL-8が消失するに至った。呼吸上皮細胞の遊離可溶成分によるIL-8の免疫学的遮蔽は排除された。したがって,セメント関連粒子に曝露後のIL-8蛋白質含量の減少は,IL-8蛋白質のセメント関連粒子への吸着及びIL-8の遊離阻害の結果であるように見えた。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人間に対する影響  ,  セメントの性質・分析 

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