抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在の発達した科学技術を駆使しても,二つの固体間の摩擦力や摩耗量の値を正確に予測することは難しく,必然的に摩擦・摩耗試験に頼らざるを得ない。つまり,材料の摩擦・摩耗というトライボロジー特性を探る手段として,摩擦・摩耗試験が最善の方法である。本研究では,ピン・オン・ディスク摩擦試験機を設計・製作し,様々なトライボロジー特性(摩擦・摩耗特性)を計測・評価するためのシステムを構築した。トライボロジー特性の計測では,摩擦力,温度,変位(摩耗量),AE(アコースティックエミッション:固体の変形・破壊で生じる超音波振動),加速度などを計測・評価する。(著者抄録)