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J-GLOBAL ID:201202223801812666   整理番号:12A1432579

電気化学-質量分析(EC-MS)による天然有機物のモデル物質と生体異物及びその代謝産物との反応のためのボトムアップ手法

Bottom-up approach for the reaction of xenobiotics and their metabolites with model substances for natural organic matter by electrochemistry-mass spectrometry (EC-MS)
著者 (8件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 1376-1383  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生体異物のリスクアセスメントは,環境中のこれらの変換を総合的に理解する必要がある。大部分の変換プロセスは,変換の第一段階として,通常レドックス反応又は加水分解が関与するので,筆者等は,電気化学電池を用いる手法を適用して,環境プロセスの水溶液中のモデルレドックス反応を調べた。筆者等は,極性から非極性の様々な生体異物の分解を調べ,これらの分解生成物を質量分析と電気化学(EC-MS)のオンライン組合せで分析した。更に,筆者等は,天然有機物(NOM)構造モデルから推定したいくつかのモデル物質(カテコール,フタル酸,γ-1-グルタミル-システイニル-グリシン(GSH)とL-ヒスチジン)と非抽出性残留物の発生とに関係する可能性のある結合反応を評価し,可能性のある結合個所を特定した。土壌/水システムに一般的研究を適用する一方で,筆者等は初めてボトムアップ手法に筆者等の知識を用いて,興味ある化学物質と天然有機物の各種モデル物質から開始して,レドックス条件下でのEC-MSでの化学結合機構(又はプロセス)を評価した。酸化条件下でカテコール,GSHとヒスチジンと生体異物の結合を見出したが,モデル化合物フタル酸との反応は見られなかった。一般に,化学結合を還元条件下で検出した。いくつかの事例(即ち,ベンゾ[a]アントラセン)で,酸化生成物のみが結合反応を受け,一方生体異物自体はどんな反応も受けなかった。EC-MSは,生体異物の環境挙動を調べ,新規合成物質の潜在的リスクを評価するための有望な迅速かつ簡易なスクリーニング法であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  酸化,還元  ,  環境問題 
物質索引 (9件):
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