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J-GLOBAL ID：201202223810716297   整理番号：12A0780645

ベイナイト:結晶学的に均質な分域のフラグメンテーション

Bainite: Fragmentation of crystallographically homogeneous domains

著者 (4件)： PAK Junhak (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  SUH Dong Woo (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  BHADESHIA Harshad K. D. H. (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  BHADESHIA Harshad K. D. H. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 103  号： 4  ページ： 476-482  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベイナイトまたはマルテンサイトの同じ配向のプレート組織に対して適切な状況において粗い結晶学的に均質な分域を融合し,形成できる。なお,その分域の存在は機械的特性の劣化につながる。変態前にオーステナイト中の非常に小規模の化学組成の変化を導入することによってこのような分域を分解する方法を紹介した。試験合金には凝集ベイナイトを形成しやすいFe-Ni-Mn-Mo-Cr-Si合金を用いた。変態区間焼なましによって化学的に均質なオーステナイトをまず創製した。次にベイナイトへ変態させた。オーステナイトのリッチな領域は変態が遅く,そのため溶質不足のオーステナイトから生じるベイナイトの成長を妨げた。それによって平行プレートの凝集を防止した。パーティショニング処理による化学的不均一性の導入でベイナイト変態中のミクロ組織展開を邪魔し結晶粒微細化をもたらした。これらの現象をThermo-Calcと膨張測定によって検証した。

シソーラス用語： フラグメンテーション ,  *ベイナイト ,  結晶粒度 ,  偏析 ,  焼なまし ,  *結晶粒微細化 ,  *変態区間熱処理 ,  オーステナイト ,  化学組成 ,  相変態 ,  マルテンサイト ,  分域 ,  プログラムパッケージ ,  計測 ,  *鉄合金 ,  マンガン含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  焼入
準シソーラス用語： Thermo-Calc ,  焼入-パーティショニング ,  熱膨張測定

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  熱処理技術  (WC03020T)

タイトルに関連する用語 (4件)： ベイナイト ,  結晶学 ,  分域 ,  フラグメンテーション